熊本のイ草産地が大きな危機に直面しています。
いま、令和8年熊本地震で日本のイ草産地が大きな危機に直面しています。

地震によって、イ草を織ることができない。織機が壊れてしまった。家屋にも被害が出ている――。さらに、生産者の高齢化が進むなか、この被害をきっかけに生産を続けることを断念する農家が増えることも懸念されています。



国産畳表が不足すれば、中国産畳表や和紙畳などで補う必要がありますが、流通への影響や価格上昇も心配され、畳業界では在庫確保の動きも始まっています。
私たちが心配しているのは、畳が手に入りにくくなることだけではありません。
一度途絶えてしまった、イ草づくりの技術や産地を元に戻すことは簡単ではありません。日本の暮らしとともに受け継がれてきた「畳文化」を、次の世代へ残せるのか。
畳に携わる私たちにとって、決して他人事ではありません。
ぜひ皆様にも、いま産地で起きていることに関心を持ち、その行方を見守っていただければと思います。


2026年 10月02日


