畳のお手入れ
畳はじょうずにお手入れをすると長く使えます。ポイントを押さえたケアの仕方で衛生的で居心地のよい畳ライフをお楽しみください。
ふだんは「からぶき」汚れにはかたく絞った雑巾がけを
ふだんのお手入れは畳の目に沿って掃除機をかけ、からぶきをしてください。食べ残しや埃は畳を傷め、またカビの原因ともなりますのでこまめに取り除きましょう。
風通しをよくし、湿気をためこまないようにしましょう!
畳は湿気を吸ったり放出したりするはたらきがありますが、湿度の高い状態が続くとダニの原因となり畳も傷みますので晴天が続くときは窓を開放したりまたエアコン、除湿機を上手に利用して湿度を調整してください。また床から畳を離し、ビンなどをつっかえ棒代わりにしてしばらく風を通すと効果的です。
畳の上にカーペットを敷かないで!
畳は呼吸してお部屋の中の温度や湿度の調節をしています。イ草のよい香りやその感触も畳の特長です。カーペットを敷いてしまうとせっかくの畳のよさが台無しになるだけでなく、湿気がこもりカビの原因となることも。畳のメリットを十分味わっていただけるよう畳の上にはカーペット等を敷かないでください。
畳にカビが…
慌てて拭かずにまず部屋の風通しをよくします。十分に乾燥したら、ほうきで掃きとり、からぶきをしましょう。たたみは、湿度の高い時には湿気を吸収しやすいので、長持ちさせるためには、部屋や床下の風通しをよくすることが大切です。新築住宅の場合、特にこまめに風を入れることをおすすめします。