機械・設備について
最新の機械設備と、技術力で、精度の高い畳の量産を実現
当社は常に熟練した職人の育成と適切な設備投資による機械技術の確保に努めてまいりました。その結果、採寸・縫製の正確な技術をもって日産150枚という県下でも有数の生産枚数を誇る規模に成長いたしました。日本人のくらしに欠かせない畳を長くご愛用いただける品質で、タイムリーに納品するために、職人の腕と機械設備、そして技術革新を常に注視する目が大切と考えています。
400坪ある工場には、コンピューターラインが備えられ畳職人による手慣れた流れ作業により、一枚一枚オーダーメイドの畳が、正確に、迅速に次々と仕上がっていきます。ミリ単位の誤差が原因で、畳が収まらなかったり逆に隙間があきすぎたりということにもなりかねません。機械化が進んでも熟練した職人による目利きと腕加減が決め手となるのです。
伝統と技を確実に修得する
千年を超え日本の住まいを見守ってきた畳。畳を製作し提供するには、やはり時間をかけ畳を知り、修練を積んで技術を修得していくことが大切です。畳の歴史を学び材質を見極める目を養い、織り目、原材料を覚え、道具を使いこなす。どんなに化学製品や機械化が進んでも忘れてはならない基本の姿勢を持ち続けるために。
東海スパット号E型框裁断機
コンピューターに寸法を入力し、ボタンひとつで丈方向を正確に裁断します。
東海ロボオートHM3型平刺機
コンピューターに寸法を入力し巾方向を正確に裁断しながら畳縁を逢着します。
東海ツインロボ50B型框縫機
エアーによる圧力で畳表の張り具合を微妙に調整し逢着します。
東海ロボエースFM2型返縫機
縁の側面を逢着して完了です。
使用機械:東海機器工業(株)コンピューターライン